アル・サンダーソン氏(Albert Sanderson)の「ピアノ弦の倍音理論」 "Harmonic Overtone Theory of Piano Strings"の公式を覚えている でしょうか?
Y = セント値(Y = Cent):P = 倍音(P = Partial#):
N = キー番号(N = Key#)
(参照>インハーモニシティについて
(Inharmonicity))
Waveファイル作成プログラム(makewave)に 打弦点の式と上記の公式を加えて インハーモニシティのあるピアノ音(?)を作って見ました。
A(49)440Hz 3倍音までです。
(24KB)A(37)220Hz 6倍音までです。
(24KB)A(25)110Hz 8倍音までです。
(24KB)A(13)55Hz 16倍音までです。
(24KB)A(1)27.5Hz 20倍音までです。
(24KB)(※v0.3)これまでの例に加えて 他のキーを見るJavaScriptを追加しました。
使い方:
(変更履歴:
v0.1['20/08/08])
画面下「 Cent 」: サンダーソン式の Partial=1 を表示します。
「 Wave 」: 合成した Wave信号を表示します。
「 FFT 」: FFTのスペクトルを表示します。
「 FFT3D 」: FFTのスペクトルを3Dで表示します。
「 1 ... 20 」: 倍音の最大値を選びます。
「 9 ... 14 」: FFTのサンプル数を選びます。 (9:512 10:1024 11:2048 12:4096 13:8192 14:16384)
「 1/1 ... 1/16 」: [FFT3D]で FFTの分割を サンプル数での分割数 に設定します。
「 8000 ... 44100 」: Wave信号の サンプリング周波数を 変更します。
「 - | + 」: 画面の上下を増減します。
「 < | > 」: [Wave]では信号の範囲を [ FFT | FFT3D ]ではスペクトルの範囲を増減します。
「 Text 」: 画面下にデータのTextを表示します。
[FFT3D]では ドラッグで 左右の視点が移動出来ます。