ピアノの設計:弦編 (Scale) v2.7.2


ピアノの設計を始めるにあたって 響板・鉄骨・アクション(材料・技術・工具)なども大切ですが まずその音響の大本となる(?)弦の設計を見てみましょう。

Scale (Java appletは 利用出来なくなりました;)

使い方:

ここでは あるUPピアノのデータなどが入っていますが そこからいろいろ変えて 理想のピアノを創ってみて下さい。
(注意:もっとも ここで作ったデータを持って行って メーカーさんが ピアノを造ってくれるかどうかは 保証するものではありません;)

参照>HTML5版 弦 (Music Wire Viewer)


参考までに 以下はある所でのピアノの修復時の記録からです。 (鍵盤数が A2〜a4の85本と云う所からも その古さが窺えるかと思います)

修復前 [s2-ante.mwd] では芯線の明らかな違いも見受けられました。

fig-1 fig-2

そして 修復後 [s2-post.mwd] のデータからです。

fig-3 fig-4

張力・インハーモニシティの視覚的な表現から 再生の目安も付くのではないかと思います。
修復前後のデータを読み込めるようになりました。 弦データでの修復に挑戦してみて下さい。

【きっかけを与えてくれた渡辺さんへ】


Dobashi.M
Last modified: 4月 26日 金 15:02:52 2024 JST