FFTによる`うなり' (BFFT3) v0.9


インハーモニシティのシミュレーションで合成したWave信号を使って `うなり'をFFTで見てみます。

BFFT3 (Java appletは 利用出来なくなりました;)

使い方:

【FFTによる`うなり'について】

信号の大きい所は FFTではスペクトルの高さとなって表されるところから 「インハーモニシティによる`うなり'(Ibeats2)」の シミュレーションで合成したWave信号を使用しています。

2つの音程の倍音の中から 共鳴している倍音が FFTのスペクトルの高さとなって表されます。

そこで ある音程を±50[cent](1[cent]刻み) の範囲で変化させて 連続した FFTのスペクトルとして見てみます。

参照 > インハーモニシティによる`うなり'(Ibeats2)

【響板の振動特性について】

実際には 機種などの違いによってキー毎の音量は 響板の振動特性に影響され 平坦ではありませんが ここではシミュレーションと言う事で 直線で再現しています。

kyoban

又 参考文献などで A(1) 27.5[Hz]以下で音量は 0との事ですが それでは見れなくなるので 20[Hz]で 0としています。

例えば A(1)-A(13)のオクターブは 響板の振動特性なしでは 以下ですが

a-1 non-kyouban

響板の振動特性を加えると 190[Hz]以下で音量は減少しています。

a-1 kyouban

参考文献:


Dobashi.M
Last modified: 4月 26日 金 14:57:14 2024 JST